高校卒業して就職先は転勤が多い仕事でした。

7年所属して引越しは3度ありましたが独身だったし寮生活だったので、単身パックで済みました。

結婚してからは、二人分の荷物や生活用品、家電、日用品、衣類、趣味の物など荷物が多くなりJR貨物のコンテナ1個分で収めようと、引っ越しの度に荷物を整理しています。

気を付けないとどんどん増えてしまうので、使っていないものはバンバン捨てているのです。

2~3年に1度の頻度で転勤・引越しをしているので、大分作業自体には慣れたものですが、引越しってやはり大変なものです。

4回のコンテナ貨物での引越しで気を付けてきたことは、やはり普段から荷物をまとめておくことです。

見積もりの際に、何社か来てもらうのですが荷物がまとまっていないとコンテナ2個分で見積もられて非常に高額になってしまうので気を付けます。

実際、わが家の引っ越しの際に2個分と見積もった方がいたのですが、他社では1個でギリギリという話で実際荷造りしたらコンテナの6~7分目だったこともあります。

部屋が片付いていないと、物が多く見えるので多く見積もられてしまいますから普段から整理整頓に心がけています。

JRコンテナの内寸は高さ2,252mm×幅2,275mm×長さ3,647mmです。

このコンテナは約4畳半の容量なので、荷造りの際は6畳間の電化製品、家具など含めて3分の2くらいを目途にしています。

転勤することは決まっているので、持っている家財道具もなるべくコンパクトな物を選びました。

テレビは15インチ1台ですし、冷蔵庫も2ドアの製氷コーナーがついていない小さいものです。

ソファもひじ部分がついていない非常にシンプルな形の物でテーブルや棚などは全て自分たちでバラバラにできる物を選びました。

なので非常にコンパクトにまとめることができます。

余裕をもって見積もりをしています。

最低でも1か月は荷造りの期間が欲しいです。

まず荷造りするものは、季節外の衣類、最低限の食器や調理器具を残してどんどん包んでしまいます。

この時に、きれいに畳んで箱に入れたくない衣類や、丁寧に包みたくない食器など箱のスペースに容量取らせたくないときめかない、大切にしたくないとちょっとでも感じたものは思い切ってゴミにします。

ゴミがたくさん出るので、資源ごみや不燃ごみの収集日を気にしつつ積極的に計画的に捨てていきます。

平日は細々したものを私がまとめて、主人がいる週末に棚などの大きなものを分解して片づけます。

費用がかかるので、いつもセルフパックで見積もりしています。

引っ越し当日は、洗濯機、冷蔵庫、ソファ以外の物はすべて箱に入れているかプチプチに包んでいるかの状態です。

作業開始して2時間くらいで詰め込みが終わるので、いつも作業の方にスムーズだと褒められています。

作業員の方の途中休憩があるので、この時にペットボトル飲料を差し入れしています。

当日だと忙しいので、できれば前日あたりに用意すると良いです。

カード払いでしたら問題はないのですが、現金で支払う場合、当日の作業員に手渡しすることになりますので最低でもこちらも前日までにはきっちり用意します。

役場へ住所変更の手続きへ行ったり、インターネットの契約変更や電気、ガス、水道など連絡するところが多々あります。

もれているところはないか、家族と密に話し合いましょう。

わが家ではカレンダーに書き込み、週末やることなど目標を設定してやるようにしています。

今日はここまでという目標が目安がないと、どんどんやって追いつめてしまうので鬱っぽくなってしまいます。

作業日1週間前までには冷蔵庫・冷凍室の中身を空っぽにしたいものです。

ついでに大掃除できるので良い機会と思って、徹底的にきれいにします。

スーパーの総菜やコンビニ弁当、菓子パンなどが続くと気が滅入ってくるので、せめてご飯だけは自分で炊いています。

なので炊飯器は一番最後まで残っています。スーパーでお惣菜を用意したりするとよいです。

卓上コンロとやかんがあれば温かいものを用意できてホッとできるので、この2点も最後の最後の箱です。

即席の味噌汁やインスタントコーヒーがあると、作業の合間も普段通りとくつろげます。

引越しで私がした一番の失敗はカギを箱の中に入れてしまったことです。

私が入れたわけではないのですが、手荷物だと思っていた小さいかごに習慣でカギを置いてしまい作業中バタバタしていて、家族の者がそのかごを箱に詰め込んでしまい半分くらい搬入が終わったときにカギに気づき、また一度、箱を開けてカギを探したことがあります。

ですので、絶対カギだけは肌身離さず持っておくかあらかじめ誰かに預けておくか徹底したほうが良いです。

カギを紛失した場合、鍵穴の方もまるごと取り換えることになるので余計な費用が掛かります。

今でもこのことを思い出すと、トラウマで手が震えます。

作業はどこまでやっても当日まで不安が付くものです。

あまり自分を追い込まないようにしましょう。

当日までには引越しはなんとかなるものです。

最終更新日 2025年6月10日 by vbutam