今ご自宅で乗っているフィットを少しでも高額で買取してもらうためには、ふたつのポイントがあります。
ひとつは、フィットの状態を良くするということです。
きちんと掃除をして、綺麗な状態にして買取業者へ持って行くというのは、何も中古車に限ったことではなく、どんな商品であっても同じことですよね。
丁寧に掃除をして、一番良く見えるようにしてから査定をお願いするようにしましょう。
車の査定で一番大切なのは、やはり年式や走行距離などの数字面です。
けれど、見た目がきちんとしているかどうかはどんな乗り方をしていたのかということにもつながることですから、重要な一面としてチェックされるのです。
次に重要なのが、どこで売るかということです。
同じ年式、同じ走行距離であっても、どこで売るかによって値段が倍近くも違うことがあるのが中古車市場の特徴です。
特にフィットは、人気があるがために、お店によってはかなり在庫が溢れてしまっていて、買いたたかれてしまうというケースもあるようです。
そうならないために、少しでも高く査定してくれる買取業者を選ぶことが大切です。
フィットの買取価格は、インターネット上でも概算を見ることは可能となっています。
また、年式や走行距離などを入力することで、複数の業者から一括で見積もりを取ることができるサイトもたくさんありますので、そういったところを賢く利用するようにしましょう。
ただし、一括見積サイトをあまりにも複数利用してしまうと、あちこちの業者から電話が鳴りっぱなしになってしまう、という可能性もあります。
自分の家の近くにある業者かどうかをまず確かめて、実際に利用する可能性があるところにだけ査定を依頼するようにすると良いでしょう。
インターネットなどで価格目安を知っておくと、実際に査定を頼んだ際に不当に安い金額を提示されたりした場合にも、おかしい、ということに気付けます。
一度決めてしまったらやり直しはできませんから、慎重に業者選びをするようにしてくださいね。
具体的にいくらになる？
フィットを買取してもらう時には、実際の買取価格相場をあらかじめ知っておくことが大切です。
新車のフィットの希望小売価格は、タイプによっても違いますが、130万円から190万円程度です。
買取価格をチェックしてみると、やはり一番定価の高いフィットRSタイプの年式の新しいものが高額買取されているようです。
このタイプのもので、発売から1〜2年、走行距離も5000キロ程度であれば、半額以上の値段がつくことも珍しくはないようです。
一方、新しい人気の型であっても、走行距離が10万キロを超えると、買取価格は抑え目になってしまいます。
年式も5年以上前、走行距離10万キロ以上となると、それほど高額での買取は見込めないでしょう。
それでも、十分の一程度の値段にはなる可能性が高いので、査定に出してみてください。
また、新車では値段の安めなフィット13Gであっても、買取価格はかなり高額になる場合もあります。
新しいことと走行距離が少ないこと、また、もちろん事故歴がないことなどがポイントになってきますが、場合によっては希望小売価格の半額を大きく上回っての買取額を付けてもらえるケースもあるようです。
とはいえ、これらは、合い見積もりを取った上で、価格交渉の結果出てきた数字となります。
いくつかのディーラーやメーカーに買取の査定依頼を出すと、当然、価格差が出てきます。
一番高い金額を提示してきたディーラーで決めてしまうというのもひとつのやり方ではありますが、その金額を元に、他のディーラーと交渉することをお勧めします。
その上で、もう一度、一番高い金額を提示してくれたディーラーに話を持って行くことで査定額をあげられる可能性があるんです。
これは、ある程度までは誰でもやっていることで、特に罪悪感を覚える必要はありません。
ただし、やりすぎると反感をかったり、面倒な客だと思われてしまいますから、常識の範囲内で交渉をするように心がけてくださいね。