小さい頃から、東京に住み、中学生の頃に、一度、近場で引っ越しをしたことがあります。
そのときは、住んでいる場所から、15分程度のところに引越したため、友人達に協力してもらい、引越しを完了しました。
この時は、まだ、学生のころでしたが、家具やらいろいろと持っていくものも多く、また、団地から一軒屋に引っ越したため、移動させるよりも、まず、団地の4階から下まで大きな家具などを運ぶことに凄く苦労したのを覚えています。
団地の階段はそれほど広いほうじゃなかったので、踊り場などで方向転換をする時などはかなり慎重にする必要があり、また、団地のため、他の住人が階段を利用するので、その時は踊り場で待機、邪魔にならないようにしなければなりません。
当時は大人の人たちと一緒になっていろいろと荷物を運びましたが、引越しをするのがこれほど大変だとは思いもしませんでした。
業者に頼んだほうが早いしある程度楽かもしれないけれど、当時は、親の離婚前の別居が理由で引越しのため、あまりお金を使うわけにもいかず、そのため、周囲の友人や知人にトラックで引越しを手伝ってもらいました。
あの時はかなり大変でしたが、無事引越しができてよかったと思います。
そのとき実感したことは、引っ越しの際には、あまり使わないものなどは、持って行かないほうがいいということを学びました。
実際に住んでいて思い出になるものばかりでしたが、引っ越し先で本当に必要かどうかと考えるといらないものもそれなりに多く、踏ん切りをつけずに全部の荷物を持っていこうとするとかなりの労力がかかることを知りました。
また、引っ越し先で大人になるまでずっと暮らしていましたが、ある時、地方の実家に引っ越すことになりました。
それなりに住みなれた土地を離れるのは、ちょっと心苦しいものもありましたが、家庭の事情、そして自分も仕事を辞めるかどうかの悩んでいた時期だったため、区切りよく、仕事を辞めて実家にいくことを決意しました。
ですが、地方に引っ越すとなると、それほど多くの荷物を持っていけないと考え、学生のころの引っ越しの時とはワケがちがうし、やっぱり無駄なものは極力捨てるなり、売るなりして荷物を減らそうと考えました。
その当時は、ネットオークションに少しはまっていたため、オークションのアカウントも自分で持っており、たまにいらないものを出品したりしていたので、オークションのやり方などは把握していました。
そのため、自分が持っているもので不要なものを処分しようと、部屋を見渡しましたが、いらないものがかなり多く売るにしてもかなりの時間がかかるのは、容易に想像がつきました。
実際それなりに売れそうなものに関してはオークションの相場などをチェックして出品し、売れそうにないものやそれほど価格がつかないようなものに関しては、捨てたり、また友人などにあげたりすることで、大半を処理しました。
後は、服なども必要最低限な物だけにして、荷物をだいぶ軽くして、思い出の品などは先にまとめて、実家に送りました。
また、家電としてテレビやパソコン、DVDデッキ、ビデオデッキなどもありましたが、パソコン、DVDデッキなどは知人にゆずり、ビデオデッキは処分、テレビもオークションでそれなりに売れるのはわかっていたのですが、それなりに大きいサイズだったため、梱包などがかなり手間がかかると思い、これも知人にゆずることにしました。
その他にも、自分が趣味で集めたものなども、ある程度オークションで出品し、大半を処分、本やコミックなどもある程度処分や出品しました。
ですが、あまり長い期間その家で出品などをしているわけもいかず、半数以上はうまく処理できましたが、残りは、友人にわけたり、そのほかは全部捨てることにしました。
自分が趣味で集めていたものなので、集めていた当初は楽しく、本当は実家にももって行きたかったのですが、これらを持っていくとかなりの荷物が増えてしまうことになり、実家である程度広い部屋もあるのですが、そんなに多くは持っていくと実家のほうの迷惑になると思い、思い切って大半を捨てることにしました。
さまざまな事情などにより引っ越しをすることもあります。
自分がおもいもよらないことで、引っ越すことにもなることもあります。
そのような時を想定して日々、過ごすことも大切だなと感じました。
同じ家で住みつづけるならば、いろんなものを集めたり、思い出の品をとっておくこともできますが、いざ、自分が別の土地に行く場合には、常に、自宅内にあるものを整理しておき、すぐに移動できるように、普段から不要なものなどは定期的に処分しておいたほうが、手間がかかりません。
二回目の引っ越しの時に学んだことです。
暮らしていくとどうしても物が多くなりあふれてきます。
ですが、実際によく考えると必要のないものも多くあるため、いらないもの、使っていないものは、処分しておくといざ引っ越すときの負担が減ります。
最終更新日 2025年6月10日 by vbutam