一軒家などを所有している場合でも、後に住み替えを検討することもあります。
管理が大変な物件になるので、老後に備えてマンションに住み替えする方も多く、マンションの場合では買い物に便利な場所を選ぶ方も存在しています。
どのような環境の方でも、これまで住んできた家を手放すことを考えている場合では、売る際には一定のテクニックを駆使する方法で、価値をできるだけ下げずに高く売却することを可能にしています。
目次
■内装外装を細かくチェックする
まずは、引越し後に住宅の外装と内装の全ての部分をチェックすることが大切です。
例えば外壁が汚れてしまっている場合では、高圧洗浄機などを用いて洗っておく方法で、外観を綺麗に見せることができます。
古ぼけてしまった住宅の場合では、売れる確率が下がってしまうことがあるので、外観は非常に大切です。
エクステリア関連では例えば外柵や門塀などが腐食していたり、塗料が剥離してしまっているような状態であれば、金属に対応している塗料で塗装を簡単に施す方法でも、随分と印象を変えることができます。
室内側は特に重要視することが必要で、まずは、室内全般を掃除することが大切です。
余計な物品などを全て撤去した上で、掃除を行う方法になり、床面を磨いたり、クロスの拭き掃除なども効果的です。
水周りの場所に関しては、配慮が必要で水垢などが付着している場合、油汚れが多く付着している場合では、その全てを綺麗に掃除する必要もあります。
■室内清掃はプロの掃除屋に依頼するのもあり
室内側の掃除に関しては、既に素人では対処できない状態の家もあります。
このケースでは、高く売ることを意識してプロの掃除会社などに仕事を依頼してみることも良い方法です。
クロスが著しく破けてしまっていたり、変色を起こしているような住宅の場合では、あまりお金が掛からない方法になるので、リフォームとして張替えを行っておくことも良い手段になります。
■住みながら家を売ることを検討している場合
一方で引っ越しを済ませた方だけではなく、住みながら売ることを希望する方も存在しています。
売却した際に得ることのできる資金を次の物件の購入費に考えている方も多く、このケースでは、できるだけ室内を綺麗に整理整頓することが大切なことです。
無駄な物品や家具類などが多くある住宅の場合では、例えばレンタル倉庫などを借りて、一時的に保管を行っておくこともテクニックの一つになります。
できるだけシンプルながら、お洒落な雰囲気の室内を保つ方法で、内覧を行う方にとって最適な環境を作ることができます。
モデルハウスなどを参照する方法もあり、基本的な家具類や家電製品のみを設置しておく方法で、購入者にとっては購入後の生活を想像しやすい状態になるので、双方にとってメリットを感じることができる方法です。
臭いに関する問題も挙げることができます。
長く住んでいる方のケースでは、自宅の独特の臭いというものが分からなくなっている可能性も否定できません。
そのため、他人にとっては不快な臭いになっている可能性もあるので、自宅の消臭をしっかりと行っておくことも大切なことです。
■不動産会社選びで査定額は変わる
次に大切なことは、不動産会社を上手く選び出す方法です。
自宅を売るといっても、会社によって査定額が大きく変わってしまうことがあります。
悪質な不動産会社の場合では、安い価格で早期に売却してしまい、その仲介料だけを目的にしている場合もあるので、会社選びは慎重に行うことが必要です。
現在では便利に使うことができるサイトがあり、不動産の無料一括査定サイトに相当しているものを使う方法も用意されています。
このようなサイトを使った場合では、各不動産会社が査定額を提示してくれるサイトになるので、必然的に高い査定額を出している会社を直ぐに判断することができます。
不動産会社に関しては、複数社を候補にしておくことも良い方法とされており、それぞれの会社の担当者と直接に会って話をすることが必要です。
相手側の様子をチェックして、信頼できると判断することができた場合では、その会社に任せることが最善策になります。
※参考>>家売るマンの不動産売却・査定超入門〜家を最も高く売る方法〜
■不動産会社も得意分野があるので注意
不動産会社によって得意分野というものを持っている可能性もあるので、この点をチェックすることも意義があります。
一戸建て住宅の場合では、戸建ての売買を得意としている不動産会社があり、尚且つ物件のあるエリアでの活動を得意としている場合では問題が無いものと判断することができます。
この方法であれば、少しでも高く売ることに成功できる可能性が十分にあるので、損をしない売却を検討している方にとって、好都合な方法として推奨できます。
リフォーム等に関しては、物件によって違いがあるので、施工すべきかどうかで判断が迷ってしまった場合では、担当している不動産会社と十分に話し合いを行った上で、その取扱い方法を考えることが良い方法です。
一般的には中古物件の場合では、そのままでも売れる場合が多いのですが、一定のリフォームを施す方法であれば、より一層高い価格で売ることができ、尚且つ早期に売れる場合もあるので、判断はプロに任せることが良い方法でしょう。
最終更新日 2025年6月10日 by vbutam